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ジャンル:ダットサイト

プライマリーアームズの暗視能力が自慢の格安ダットサイト

執筆時期:2025年6月

検証人数:2人

実弾射撃評価:有り

→CZ – Scorpion EVO 3 / 9x19mm弾

本製品の購入等に協力してくださいました、デザートカウボーイ様に感謝いたします。本製品はデザートカウボーイ様にて購入可能です。お財布に嬉しい特価販売だけでなく、海外製品で不安になる保証や修理の対応もしてくださります!

デザートカウボーイ様公式サイト ↓ ↓

https://desertcw6.com/

Primary Arms – SLx MD-21(2MOAモデル)販売ページ ↓ ↓

https://desertcw6.com/products/detail.php?product_id=8195

Primary Arms – SLx MD-21(ACSSモデル)販売ページ ↓ ↓

https://desertcw6.com/products/detail.php?product_id=8307


SPECS | 性能諸元(公式)

メーカー名(メーカー国・製造国) Primary Arms(アメリカ合衆国・中華人民共和国)
全長 71mm
重量 141.7グラム
ボディ素材 6061-T6アルミニウム
倍率 1倍
対物レンズ径 21mm(有効開口径:20mm)
レティクル 2MOA(本製品)、ACSS CQB
イルミネーター 赤色LED 12段階調光(内3段階は暗視装置用)
防水性能 IP67
使用電池 CR2032リチウム電池
価格 159.99~199.99ドル(マウント無しモデル)

Pros & Cons | 一長一短

※ここはあくまで、KUSEMONO TACTICALが想定する使い方、視点から見た一長一短です。

※一長一短をわかりやすく表記しているだけであり、項目の数や内容、順番による採点評価ではありません。

優れている点 低価格帯としては優れた暗視性能(イルミネーション&レンズ光透過性)
  押しやすいスイッチ
  多数のマウントやライザー類
改善を要する点 レンズのグラデーションの差が大きく目立つ
  内部反射が少し目障り

物価高と価格設定との狭間で


コロナ禍以降、物価高が止まらない。例えばニュースを見ると株式相場の如くお米の小売価格で連日連夜一喜一憂している騒ぎであり、賃上げムードを相殺するかのような出費負担に苛まれている。誰がどう悪いかは陰謀論うごめくSNSを、スタグフレーションかどうかはWBSでも見ていただくとして、困っているのは我々消費者だけでなく物を作って売る側も同じだ。今回のような格安・エントリーモデルの商品を、特に米国で販売する側は関税王によってどこでどう物を作るかで命運が別れるかもしれず、そろばんを弾くことすら二の足を踏みそうだ。


今回紹介するプライマリーアームズ社の新型格安ダットサイト「SLx MD-21」は悪いタイミングで世に出てしまったかもしれない。と言うのも、この製品は本来去年のQ1~Q2には発売されているはずだった。ところが、土壇場で電装システムの再設計を行ったらしく、発売は年をまたいで2025年の春を迎えてしまった。まさしく現在、ライバル企業であるホロサンも格安ダットサイトを丸ごと刷新していると同時に、前述した米国関税ハリケーンが世界中を駆け巡っているのだ。物価高や不確実性満載の関税問題で消費者がより敏感に反応するのは高い価格の製品よりも安い価格の製品である。去年はSIGが格安ダットサイトラインをフルモデルチェンジ、そして今年はホロサンが行った。さて、そんな中でプライマリーアームズ社のSLx MD-21はどのような存在感を出すことができるのだろうか?


今回のMD-21はいくつかのバリエーションが存在する。まずはグレードの違いがあり、今回のエントリーモデルであるSLx MD-21と上位グレードのGLx MD-21sだ。

GLxモデルはソーラー給電システムが搭載され、レンズがSLxが中国製に対してフィリピン製へと差別化されている。それ以外はSLxモデルと変わらない。

また、それぞれにシンプルな2MOAモデルのみと、ACSS CQBを主としたマルチレティクルモデルが存在する。

価格はSLx MD-21が160ドル(2MOA)と200ドル(ACSS CQB)、GLx MD-21sが200ドル(2MOA)と220ドル(ACSS CQB)となっている。今回レビューするのは最安価モデルであるSLx MD-21の2MOAモデルだ。後々にはGLx MD-21sのACSS CQBモデルもレビューをする予定。


左側面はシンプルでスラッとした出で立ちであると同時に、従来のT1・T2系ダットサイトよりも細長いスタイルであることがわかる。

本製品は同社SLxラインのT1スタイルダットサイトとして長らく販売されていたMD-20の実質的な後継機だと思われる。


少し長めのスタイリッシュな全長は71mmであり、これは多くのT1・T2タイプのダットサイトよりは長く、Aimpoint M5よりは短いというサイズである。


対物レンズ径は製品名通り21mm(有効開口径は20mm)。この手のマイクロなダットサイトのレンズ径が概ね18~20mmなのに対して若干大きい。

レンズは右斜下に傾斜するように設置されているタイプ。別売りオプションではあるがARDを装着することも可能だ


MD-21シリーズの特徴の一つとして、この大きなイルミネーションボタンが挙げられる。SLx MD-21は上面に、GLx MD-21は上面にソーラーパネルが設置されている関係上左側面に設置されている。

ボタンは大きさから想像できるようにグローブをしてても押しやすく、尚且つテンションも少し硬めなので大きさの割には何か物に干渉しての誤操作は防ぎやすい。SLxモデルは上面にあるのでその点は更に有利だろう。

イルミネーションの輝度調整は12段階の調整が可能。また、他社製品に少ないMD-21シリーズの特徴として、低価格帯モデルながら暗視装置に対応した非常に暗い輝度のイルミネーション設定が3段階ある。

ちなみに最高輝度に到達するとイルミネーションが点滅をして教えてくれる機能付き。

もはや低価格帯ダットサイトへの搭載も標準となりつつある振動センサーによる自動電源オン・オフ機能。もちろんMD-21にも標準搭載されている。ちなみに公式曰く、このシステム(AutoLive)をより少しの振動で復帰すると同時に信頼性の高い物に設計し直したことで販売が大幅に遅れたらしい。

電池寿命に関しては公式として一切の表記が無いため不明。電池はCR2032を使用する。


スラリとした寸胴ボディの左とは真逆に右側面は各種タレットやバッテリーコンパートメントでボコボコとした外観となっている。

エレベーション及びウィンデージダイヤルはむき出しタイプのもので、SLx 1Xプリズムスコープと同じ大型のものが付いている。

大きくて調整時のフィードバックもしっかりとしてわかりやすい。ここを小さくすればボディはもう少しスリムになるのかもしれないが、こういうところで他社との差別化や部品共有のコスト削減をしているのだろう。

それぞれ1クリックの移動量は1/2MOAで、最大移動量は100MOAとなっている。


もはやPrimary Arms製品のアピールポイントと言ってもいい多数のマウント&スペーサー類は今回も健在。

カンチレバー形状で本体を前方に押し出すタイプのハイマウントは、スペーサーを噛ませることでレンズ中心部までの高さが1.41インチ(3.58cm)と1.535インチ(3.89cm)の高さ変更が可能。

同社MD-25にはもっと多くのスペーサーが付属していたがMD-21シリーズはこのくらいだ。もっと高くしたい人は純正オプションで2.26インチ(5.74cm)のマウントも販売されている。


ローマウントも個別で付属しているため、AKシリーズやP90等で光学照準器を低く設置したい人にも嬉しい。


重量はこの1.535インチハイマウントの構成で141グラム、マウント無しで108グラムとなっている。この手のダットサイトとしては標準的か少し重い重量。

マウントの質感は基本的にMD-25と同じだ。実用には十分耐える作りであり、銃器と照準器を留めるT25トルクスネジも適正トルクで毎度締めていれば脱着をしても長距離・精密射撃を求めない限りゼロは比較的保たれる。

MD-21のフットプリントはT1・T2規格なのでいくらでも好きな社外マウントに変更可能だ。

Reticle │ 2MOA Dot


さて写真を見ればわかるが、レンズ右1/3くらいのエリアはノッチフィルターのグラデーションが大きくでているのが見て取れる。これを現場で覗いた場合どのような影響が出るだろうか?

MD-21はSLx、GLxモデル共に2MOAのみのモデルとACSS CQBを主としたマルチレティクルモデルの2種類がラインナップされている。今回は最安価な2MOAモデルである。ACSS CQBモデルはGLx版でレビューする予定だ。

この2MOAモデルだが、ドットが鮮明で真円に近い投影がされている。これはカメラで見た画像だけでなく、乱視持ちの私の目を通して見てもそれに近い。乱視の場合、普通はドットが円形に見えず、滲んだり二重三重に分身して見えたりするのだが、これは少しそれが抑えられて見える。

近距離における照準

林内にて5~30mのCQBを想定した照準。ターゲットは人間の上半身を模したUSPSAマンターゲット(縦75cm×横45cm)。


レンズ右側面のノッチフィルターの色濃いグラデーションはやはり目立つ。特にこのように薄暗いエリアに照準をした場合により感じるし、ターゲットが少し見えにくくなるので照準能力の低下を招きかねない

このグラデーションについては同社の少し大きめのダットサイト「SLx MD-25」でも同様であった。昨今、100ドル台のエントリーモデルと言えど余計なグラデーションの無い澄んだレンズを多くのメーカーが実現できている。SIG SAUER社のROMEO5 Gen2のようにノッチフィルターを少し濃くしても良いので、余計なグラデーションを軽減する改良をしてもらいたい。


他社T1・T2系ダットサイトより少し長めの鏡筒であるが、いわゆるトイレットペーパーの芯から世界を覗いているようなトンネルビジョンは感じない。 少し長くなった分、少し大きめのレンズを載せているため結果的に筒の見え方に関しては他とあまり変わらない。


タレットダイヤルは大きめのものを採用しているため、それに伴ってボディ右と上の出っ張りは少し大きく感じるものの、マウントが今流行りのスリムなIビーム形状なため、全体として見れば特に純正ハイマウント時は視界に余計なノイズは感じにくい。


ただしHOLOSUN – HS403BHS503Rのように完全に照準の妨げとなる反射が出やすいわけではない。このグラデーションさえ気にならず、両目照準をしっかりとできていればCQBであれ使ってもいいかなとは思う。(レンズ反射については後ほど詳しく記述する)

50メートル照準

距離を50メートルに伸ばし、光学品質をより詳しく見ていこう。ターゲットは180cmの位置に吊るした青いツナギ。


レンズの歪みについてはHS403Bと比較して、動かした際に少しだけ多めに感じるが致命的であったり気になって仕方なくなるほどではない。

レンズのグラデーションの件だが、ACSS CQBレティクル版は中距離戦闘も視野に入れたレティクル設計となっている。そのため、精密な射撃を行う事を考えるとこのグラデーションはやはり改善すべきだ。このSLx MD21のレンズは中国製、そして上位モデルのGLx MD21sはフィリピン製となっている。GLxモデルではそうじゃないことを願う。

100メートル照準 │ イルミネーション輝度について

距離を100mに伸ばして照準。ターゲットは50m時と同じ。


先ほどより一段階明るくイルミネーションを灯しているが、2MOAの円は変なギラつきも無くきれいな円形で見やすい。そのため、このように距離が離れていても照準は行いやすい。

イルミネーションの最高輝度については、HOLOSUN HS403Bのそれの1段階下げた明るさとほぼ同じ。普通の日中環境下だと必要十分な明るさではあるが、よく晴れた砂漠や雪原だと物足りないだろう。アリゾナの砂漠で銃を撃つ人にはもう1~2段階ほど明るくしてほしいと感じることだと思う。


3段階ある暗視装置用の輝度設定だが、最低輝度は肉眼での視認が不可能な暗さであり、AimpointのM5やT2の最低輝度とほぼ同じ暗さに灯すことができ、暗視装置との併用時に月明かりすら無い暗闇でも使える。2段階目も真っ暗闇にて肉眼でかろうじて視認できる暗さである。

それでは暗視装置併用時のレンズの光透過性能はどうなのか?正直日中に見たレンズのグラデーションの関係であまり期待はしてなかったのだが、これが想像の数段良かった。あのレンズのグラデーションについては暗視装置越しだと目立たず、日中とは打って変わってクリアで遠くまで見渡せる。

先程のガッツリ暗く灯せるイルミネーションと合わせると、総合的な暗視装置併用能力は同じ低価格帯のRomeo5 Gen2やHS403Bを超えており、より高価格帯のAimpoint – Duty RDSとほとんど変わらないレベルであった。Aimpoint T2SIG SAUER Romeo4XT Proと比較するのは酷だが、この価格帯として見れば群を抜いた性能であり、暗視装置用のダットサイトを低価格で欲しいという人には素晴らしい選択肢となるだろう

暗視装置でも肉眼であっても夜間様々な環境下で使える非常に優れた調整範囲を備えたイルミネーションだ。中~高価格帯であっても夜間のイルミネーション輝度に不満が残る製品が氾濫している中、このMD-21シリーズは素晴らしいパフォーマンスであり、他も見習うべきだ。

イルミネーションについて贅沢を言うなら、5段階目と4段階目で明るさが急に変わるので緩やかにしてほしいとは思う。5段階目は薄暗い部屋や月明かりの夜だと明るすぎで、4段階目は逆に暗く感じる

パララックステスト │ 100メートル


写真は少し写し方をミスってしまったためわかりにくいが、パララックス(視差)は100メートルで左右で10~15cm、上下は10cm弱とまずまずと言った感じだ。

レンズ反射及び対物レンズ側から見えるイルミネーション


レンズ右1/3のノッチフィルターの青いグラデーションだが、特に左から覗いた際にその部位が赤く反射しやすい。覗く角度が大きいほどその反射はレンズ全面に広がっていく。このグラデーションや反射に関しては同社のMD-25にもあった。ここは要改善ポイントだ。ただしMD-25よりは反射の面積や濃さは抑えられている。

明るい場所から日陰等の薄暗い場所を照準した際にその反射は目立ちやすく鬱陶しく感じるが、ホロサンの旧格安ダットサイト「HS403B」や「HS503R」の環境によって非常に邪魔くさい反射と比較すると頻度も濃さも小さい。しっかりとダットサイトに対して正対して構えていればその反射はレンズ1/4に留まる。鬱陶しいとは感じるが、照準不能となるような致命的なものではない。


対物レンズ側からのイルミネーションの発光が見える様子はホロサンやボルテックス等のダットサイトと変わらない。発光面積の少ない2MOAモデルであっても環境によって相手側から見えてしまう場合もあるため、夜間や薄暗い場所での行動は少し留意すべきだ。

この点は同じような低価格帯だとSIG SAUER – ROMEO5 Gen2シリーズには劣る。

実弾射撃、各種訓練における使用感等


今回実弾射撃に関しては9mm弾を用いたSMGでのみ10~50ヤード(9.1~45.7m)の海外での業務時に使用した。

スタイリッシュな外観であると同時に、ドットの表示がきれいなので射撃がやりやすい。先程の50m照準写真と同じく、よく晴れた屋外でこの程度の距離だったため、グラデーションに関してはあまり気にはならなかった。

その他様々な射撃や訓練にいくつか投入する予定ではあったが、この後記載する不具合が起きてしまったためここで大掛かりな検証は中断となった。また交換品到着やGLxモデルの際に再検証する予定だ。

点灯不良


今までプライマリーアームズ製品は目立った不具合も無かったが、今回初めて点灯不良が起きてしまった。これは先程の実弾射撃2週間後のことで、まさしくこのレビュー執筆で外観撮影をしようと思って点灯させようとしたところ、電源が入らない事態が起きた。いろいろとこねくり回していると、電池を入れ替えた瞬間に何回かに一回は電源が入る。だが、その後電源を切るとまた点かないという不具合だ。

MD-21シリーズは電装系を新しくしたとの話があり、時期から考えてもおそらくこの製品は初期ロットであろう。発売から日が浅いとは言え、MD-21シリーズの故障は現時点では聞かない。このメーカーは安価な製品であっても比較的故障の類が少ないが、今回はどうやらババを引いたようだ。

ちなみに、この故障に関してはプライマリーアームズ社の生涯保証と、購入先のデザートカウボーイ様の対応により、無償にて交換となった。両社共素晴らしい対応であり、特に海外の銃器・照準器関連の保証サービスを受けることが難しい日本に置いて非常にありがたい対応である。我々のように激しい訓練や実弾射撃を行うユーザーとして安心して業務や検証に望むことができる。

交換品に関してはメーカー欠品のためまだ手元には届いていない。届き次第そのことも記述しよう。

Conclusion | 総評


今回残念ながらババを引いてしまったが、今まで当研究会の中でもエントリーモデルのダットサイトの中でベンチマーク的な存在であったHOLOSUN – HS403Bと比較するとこのMD-21を私は選ぶ。レンズの淀み無さと透明度はあちらが上ではあるが、余計な反射はこちらのほうがいくらか抑えられているし、何より暗視性能の良さに惹かれた

では大手エントリーモデルの新型連中と比較したらどうか?SIG SAUER – ROMEO5 Gen2とこれ、どちらかを選べと言われると私はROMEO5を選ぶ。暗視性能では劣るがレンズのグラデーションはほぼ無いし、対物レンズ側からイルミネーションが見えにくい点が良い。ただしそれは不具合が無ければの話だ。他のSIG SAUER製品と同じく第2世代ROMEO5も製造品質の個体差や不具合が少し報告されている。

ではHOLOSUNの新型エントリーモデルであるAROシリーズと比較した場合はどうだろうか?こちらはまだ比較検証はしていないが、近い内に入手するつもりなのでまた追記しよう。

価格面から見ると、グレードやモデルによって違うが、米国だと安価なモデルだとROMEO5のほうが少し安く、AROだと概ね同じ価格となる。日本国内ではAROが少し安く3万円前半から、MD-21とROMEO5 Gen2が3万円後半からとなる。

プライマリーアームズは改良を積極的に入れてくれるメーカーである。今後関税騒動の行方によって価格を維持できるかわからないと、公式でも不穏な事をボヤいてはいるが、どういう価格になろうとこの新生エントリーモデルであるMD-21を今後どういう改良をしていくかによって評価が変わってくるだろう。

本製品の購入等に協力してくださいました、デザートカウボーイ様に感謝いたします。本製品はデザートカウボーイ様にて購入可能です。お財布に嬉しい特価販売だけでなく、海外製品で不安になる保証や修理の対応もしてくださります!

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Primary Arms – SLx MD-21(2MOAモデル)販売ページ ↓ ↓

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Primary Arms – SLx MD-21(ACSSモデル)販売ページ ↓ ↓

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