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ジャンル:ウエストポーチ
どこが最初なのか知らないが、このウエストポーチは何故かほぼ同じ形で各社から出ている。マグフォースもその一つ。多機能で大変使いやすく、アクティブな日常を送る人の心強いバックアップとして腰に張り付いてくれる。
SPECS | 性能諸元
メーカー(生産国) | MAGFORCE(台湾) |
サイズ | 205mm×190mm×120 |
材質 | 1000デニールナイロン |
コーティング | Dupon社テフロンコーティング×2回(耐熱、薬品、摩耗等の耐久性向上・撥水性向上等) ポリウレタンコーティング×3回(撥水性向上) |
カラー | ブラック(本製品)、OD、タンカラー、オレンジ、 フォレッジグリーン(MAXPEDITION版)、フォレッジカーキ(MAXPEDITION版) |
価格(購入価格) | 6800円(2008年、通販にて5000円前後) |
腰に張り付く頼もしい相棒
ウエストポーチは一つあると結構役に立つ。カバンを持っていくほどじゃないが、手ぶらはイヤだなぁ…っていうちょい出の時に役立つ。また、メインのバッグとは独立させて物を持ち運びたい時にも良い。私はこのウエストポーチを、防犯ボランティアの際に最低限こんだけ持っとこ!って感じで身に付けたり、海外旅行の時は、財布等の無くしちゃいけないモノ入れにしている。今や冒険の必需品だ。
3タイプに変身可能
まず全体図だ。付属品として、レッグバンドが付く。これにより、レッグポーチとして利用したり、このレッグバンドをメインベルトに接続してショルダーバッグにも変身できる。
レッグバンドは端っこはナイロンとゴム紐の二重構造になっており、太ももにピッタシとフィットさせることができる。メインのベルトも強固にできているので、ここに携帯電話のポーチ等ベルト通しが付いているオプションを付けたっていい。
また、身体に密着する側はメッシュ状になっており、通気性への配慮がなされている。ここには、レッグバンドを通すベルクロが縫い付けられたバンドがあるが、衣服の素材によっては、衣服が傷つきやすくなるので注意を。
意外とバンバン入っちゃいます
では、各種機能やコンパートメントの紹介に移ろう。まずはメインコンパートメントだ。フラップを開けると、防水処置をした巾着状のフタがさらにある。これにより、少々の雨なら内部への浸水を防いでくれる。とは言え、このウエストポーチそのものが防水性ではないので、過信は禁物である。この巾着があるおかげで、スリ等の盗難防止にも役立つので、海外旅行では必ずお供させている。メインのバッグとは別に、お財布やパスポート、地図等を入れている。材質も頑丈なので、刃物でも切れにくく、身体に密着させれるので重宝している。
メインコンパートメントは、内部の前後に小さなポケットがある。パスポートや少し大きめのメモ帳等を入れることが可能だ。
メインコンパートメントそのものは、500mlのペットボトルが2本入ったり、8インチのタブレット端末が楽々と入る容量は備えている。
ちなみに、メインコンパートメントのフラップにもジッパー式のポケットがあり、よく出し入れする切符やチケットを入れたり、小物も入る。このポケット、フラップの下部だけでなく、上部にも通じている。おっちょこちょいな私は、この上部に通じていることを当初わからなかったので、切符が無くなったと慌てたことがあった。
サブコンパートメントにも内部と外側に、メインコンパートメントより少し小ぶりのメモ帳程度が入るポケットが一つある。
また、ウエスト部分にもコンパートメントがあり、最下層まで続いているので、大きめの漫画本や地図等を入れることも可能だ。ここは、身体と密着する部分ではあるが、前述したメッシュ部の他にも、ナイロン生地がさらに中敷きとなっているので、身体の汗等はよほどでもない限り、浸透を防いでくれている。
両サイドには、フラッシュライトホルダーを完備している。こちらのフタは縫い付けではなく、ベルクロテープでくっついているので、中に入れる物に合わせて長さを調節できたり、取っ払うことも可能だ。ちなみに、私はココにグリムロックを通している。
では最後に、物を入れるだけ入れてみた。500mlのペットボトル2本を入れても、財布やスマホ、メモ帳等の筆記具やライト等々が入る。このポーチ一つで、かさばらないもの以外は、EDC(Every Day Carry。日常持ち歩くモノ。)アイテムは入るというわけだ。あ、もちろんだけど用も無いのにこんなナイフ持ち歩いちゃダメダメですぜ。
また、タクティカルなシーンでもベルトを調整してオフセットさせれば、いい感じのレッグポーチとして大変役立つ。あなたも、日常や戦いのお供におひとつどうだろうか?